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彩夏をじっと見つめた目は、とてもNOとは言えない引き込まれるような力があった。マルガリータを飲む間に、彼は駿と名乗り、自分の部屋番号と携帯の番号を教えてくれた。彼が滞在しているのはビーチに近いプライベートプール付きのヴィラだった。

 グラスが空になる頃、雨は完全に止んだ。

 その夜、彩夏は夫に抱かれながら、駿のことばかり考えていた。結婚8年目、子どものいない夫婦のセックスなど何の新鮮味もない。場所でも変われば何かしら刺激になるかと期待したが、相も変わらずお決まりのパターンで工程が進んでいく。前戯として首すじや胸に唇を這わせ、[[シアリス 通販>http://www.edchiryouyaku.net/shiarisu20]]ほんの申し訳程度に乳房への愛撫も。

 彩夏がもっと続けてほしくて胸を突き出しても気づいているのかいないのか、さっさと次の段階へ進んでしまう。早くも膝を割ってきて侵入の準備だ。夫は、面倒なことはできるだけ手短にすませ、自分の目的が果たせればそれでいいのだ。
「待って、もう少しゆっくり……」
「無理。待てないよ。ゆうべもお預けだったんだからさ」

 フライトの疲れで早々と眠ってしまった彩夏に不満があったようで、夫は朝から少々機嫌が悪かった。妻のリクエストに応えることはなく、のしかかって下半身を押しつけてきた。

 結婚前の交際期間も含めるともう10年間、同じモノを受け入れている。すっかり馴染んでしまったのか、[[巨人倍増>http://www.seiryokuzaia.com/]]多少無理があっても痛みも感じないようになっていた。
「うっ、全部入ったぞ……」

 後はひたすら上下運動を繰り返すのみだ。時折スピードアップしたり、また緩慢な動きになったりと強弱をつけながら。しかしその変化はあくまでも自分のための調整で、相手のことを考えてではない。

 彩夏は夫が単純な抜き挿しを繰り返している間中、駿のことを考えていた。よく日に焼けた肉体を見てみたいし、この手で触れてみたい。ほどよい筋肉質の体と滑らかな肌を持っているにちがいない。上に乗って必死で腰を使っているのが夫ではなく、もしも彼だったら……小刻みに上下する彼のヒップを抱えこむように脚をしっかりクロスさせ、自分も彼のリズムに合わせて自然に腰を使っているかもしれないのに……そう思った瞬間、夫は突然呻き声をあげて二度三度と深く突いてきた。[[媚薬最強>http://www.biyakui.com/]]いつもと同じ、瀕死の動物の最期の叫びのようだった。

 下半身の動作はぴたりと止まったが呼吸は激しかった。ずっしりと重い汗ばんだ体は、肉柱がすっかり萎えて自然に抜け落ちるまで彩夏の上に乗ったままだ。妻が一刻も早く抜け出したがっているとは知るはずもない。



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